「tmpファイル」を削除してPCを軽くする方法
買ったときはあんなにサクサクと
動いてくれたWindows
日が経つにつれだんだん遅くなり
1つのアプリケーションを起動させるにも
時間がかかってイライラ
Windowsユーザーなら誰もが経験されているのでは
ないでしょうか。
常駐プログラムを減らす
使っていない不要なアプリケーションを削除する
デフラグを行うなどの方法を行っているかと思いますが
今回は、ほとんど気にとめていない「tmpファイル」を削除して
PCを軽くしていきましょう。
※OS「Windows 7」を使用しています
「tmpファイル」って何?
「tmpファイル」とは「テンポラリ(temporary =一時的な)ファイル」の略です。
ソフトウェアが作業中に
データを一時的に作成、保存されます。
このファイルは
通常アプリケーションが終了すると同時に削除されるのですが
アプリケーションが強制終了してしまった場合などに、
削除されないままパソコン内に残ってしまうことがあります。
この「tmpファイル」が溜まると
パソコンの空き容量を大幅に占有することもありますので、
定期的にチェックして、溜まっていれば削除しましょう。
「tmpファイル」を確認する
まずは「tmpファイル」がどれくらい溜まっているのか確認しましょう。「tmpファイル」は
パソコンのファイル表示の設定によっては
表示されない場合があるので、
表示されるようにする設定していきましょう。
はじめに、どれでもいいのでフォルダを開きます。
左上に表示されている
「整理」→「フォルダーと検索のオプション」

「表示」タブ→「詳細設定」にある
「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」
にチェックをし、「適用」「OK」をクリック。

これで「tmpファイル」が表示されるようになります。
[Windowsキー]+[R]を押すと
「ファイル名を指定して実行」ダイアログが表示されます。
「名前」に「%temp%」を入力して「OK」をクリック。

すると、WindowsシステムのTempフォルダを開くことができます。
Tempフォルダ内のフォルダをすべて選択(Ctrlキー+A)して右クリック

プロパティで
どれくらい容量を占めているかが確認できます。

2GBはけっこう大きい! 削除しちゃいましょう。
「tmpファイル」を削除する方法
[Windows]ボタン→コンピュータをクリックし「Cドライブ(※)」を選んでいる状態で右クリックして
「プロパティ」を選択。

「ディスクのクリーンアップを」選ぶと
削除するファイルの一覧が表示されます。



この一覧にある「一時ファイル」をチェックして「OK」をクリックすれば、自動的に不要なファイルを削除してくれます!



※Tempフォルダが置かれる場所は
WindowsのバージョンやPC環境ごとに異なります
実行後


「最近パソコンが重い気がする」という方は
不要な「tmpファイル」が溜まってしまっているのかもしれません。
「不要なデータは削除したはずなのに容量を食っている」という方は
このファイルを削除してしまいましょう。
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